Quantcast
Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2208

テイ・エステック、2社目の子会社

$
0
0

 四輪車用シートなどを中心に自動車内装品の生産を手掛けるテイ・エステック(埼玉県朝霞市)は、昨年フィリピンに設立した子会社が4月に営業を始めると明らかにした。図面データの解析や作成などの業務を新会社に委託することで、従来の開発拠点が基幹技術の開発に専念できる体制を築く。
 
 テイ・エステックが100%出資する新会社テイ・エステック・サービシズ・フィリピンは、社長以外は全員が現地従業員という構成。社員数は20人で、将来的には100人規模に拡大する予定だ。事務所はマニラ首都圏マカティ市内に置く。人件費などを検討した結果、フィリピンに子会社を設置することにしたという。
 
 新会社は、日本を含めた世界13カ国に展開する拠点から集まる図面のコンピューター利用解析(CAE)や3Dデータ作成など、設計・開発における側面業務を全て手掛ける。会社独自のソフトウエアを用いた熟練作業が多いため、随時技術者を派遣して現地従業員の教育を行う。
 
 テイ・エステックの担当者は、図面の解析などには手間や労力のかかる作業が多いと話し、「図面受託業務を子会社が請け負う体制が整えば、本社はより競争力のある製品の開発に専念できる」とコメントした。
 
 テイ・エステックはシートやドアトリムなどの自動車内装品製造を手掛けるテイ・エステック・トリム・フィリピンズ・インコーポレーテッドをフィリピンに開設済みで、テイ・エステック・サービシズ・フィリピンは2社目の子会社となる。(NNA等より)





 自動車やBPO関連企業のフィリピン進出は、今後も増えてきそうだ。それに応える人材の育成も大切だ。












Viewing all articles
Browse latest Browse all 2208

Trending Articles