Quantcast
Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2208

マニラのオフィス需要活況、空室率過去最低

$
0
0
 
 好景気が続くフィリピンの首都マニラでオフィス需要が急拡大している。不動産コンサルティング会社CBREフィリピンの調査によると、今年1~3月期のマニラ首都圏のオフィス空室率は3.21%で過去最低水準を記録した前期(2012年10~12月)の3.43%をさらに下回った。現地紙インクワイアラーが報じた。
 
 オフィス需要拡大の背景には、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング=業務の部分的な外部委託)事業がフィリピンに集中していることなどがある。安価で優秀な労働力を確保できることから、フィリピンではBPO企業の求人数も急増している。
 
 旺盛なオフィス需要に伴い、オフィス賃料も値上がりし、フィリピン最大のビジネス街、マニラ首都圏マカティの最高級(プレミアム)物件の平均賃料は現在、1平方メートル当たり月額890.27ペソ(約2012円)。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、東南アジア諸国連合(ASEAN)ではフィリピンと同様にオフィス需要が高まり、タイのバンコク中心部の平均オフィス賃料も同約630バーツ(約1985円)となっている。
 
 フィリピンの今年1~3月期の国内総生産(GDP)伸び率は前年同期比7.8%増で今後も高成長が見込まれることから、不動産やBPO分野への投資もさらに活発化するだろうとの見方が大勢だ。(Sankei-Bizより
 
 
 
 
 バコロドも昨年くらいから、ラクソン通り沿いにあった「Paglaum Sports Complex跡地」にて、ネグロス・オクシデンタル州がプロジェクトした大きなL字型のビルである『Cyber Centre Building』を建設している。また、新たにBPO事業会社3社が、バコロドに来ることも決定しているようだ。
 
 バコロドは、学校と砂糖黍の町との印象は強いが、景気の波が、BPOを中心に少しずつではあるが来ているようだ。
 
 
 
 
 
 
 
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2208

Trending Articles