ホテルオークラは、2018年中にフィリピンのマニラで「ホテルオークラマニラ」(380室)を開き、同国に進出する。2017年12月にはタイ・バンコクで子会社のJALホテルズがホテルニッコー(300室)を開く。ともに大型の高級ホテルとなる。
今回、運営受託契約を締結した「Resorts World Bayshore City, Inc.」は、フィリピンの酒類製造販売企業、外食大手企業、不動産会企業などを傘下に持つフィリピンのコングロマリオット「Alliance Global Group Inc.」と世界第三位のクルーズ会社を傘下に持ち、東南アジアでレジャー、エンターテインメント、ホスピタリティ事業を展開する「Genting Hong Kong Limited」の合弁会社である「TravellersInternational Hotel Group Inc.」の子会社です。
「ホテルオークラマニラ」は、メトロマニラ・パラニャーケ市のベイエリアに建設される「Bayshore City Resorts World」に位置し、ニノイアキノ国際空港からは約3km、ビジネスの中心街であるマカティ地区からも約5kmとビジネスにも至便な立地です。現在、当該エリアとマカティ地区を結ぶ高速道路が計画中であり、開通後は交通の便も格段に向上し、更なる発展が見込まれます。
ホテルは、地上13階から総客室数380室の規模になります。統合型リゾート(IR)の「賑やかさ」とホテルオークラならではの「和のおもてなし」の融合や最先端の設備を備え、リゾート感を満喫していただける屋外プールやスパのほか、オールデイ・ダイニング、寿司や鉄板焼き、天ぷらコーナーを持つ本格的な和食「山里」など、飲食施設も充実させてまいります。観光でマニラを訪れたお客様に、またビジネスのお客様にも快適でご満足いただけるサービスをご提供できるとしている。(ホテルオークラプレスリリース等より)
久し振りに日系ホテルが、マニラに戻って来た。フィリピンのイメージアップにもなれば幸いですね。
以前は、フィリピンの国内線の乗り継ぎが悪く、マニラで1泊する常宿がマカティにある旧日航ホテルだったが、今は乗継でその日のうちにバコロドに行けるので、マニラ泊が無くなっている。