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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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日本企業と提携し、有力財閥が気象事業に参入

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 フィリピンの有力財閥アボイティス・グループは、民間気象情報の世界大手ウェザーニューズ(千葉市)と業務提携したと発表した。気象情報事業に参入するに当たり、気象技術者の技術支援や、気象観測データの有効活用に関する知見共有などの協力を受ける。
 
 新設した子会社ウェザー・ソリューションズが、ウェザーニューズとこのほど提携した。気象データや災害対策情報をリアルタイムで企業に提供する体制を目指す。
 
ウェザー・ソリューションズのジョジョ・マラシガン社長は声明で、「気象データの分析結果を活用すれば、小売り業者が『この気候ではこの商品が売れる』といった予測を立てることができる」と述べ、幅広い産業をターゲットとする考えを示した。リアルタイムの気象情報は、台風や大雨などの自然災害が事業に及ぼす被害を最小限に食い止めるのにも役立つという。
 
 ウェザーニューズは1986年設立。21カ国・地域に拠点を持つ。フィリピン拠点は、航空会社向けサービスを提供している。同社の志賀康史取締役はNNAに対し、「アボイティス・グループが有する観測データネットワークを生かし、防災など気象情報を活用したビジネス展開を共同で模索したい」と話した。(NNA等より)





 フィリピンも気象情報をもとに、商売をするようになったようだ。農作物の出来不出来に対する保険はあるが、今後は日本の様に広範囲に使えるように、ビジネスとして導入するようだ。

 どちらにしても、気象データを活用して台風や大雨などの自然災害が及ぼす被害を最小限に食い止めるのにも役立てて欲しいものだ












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