マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアは、英航空格付け会社スカイトラックスが毎年発表する「ワールド・エアライン・アワード」のLCC部門で7年連続となる最優秀LCCに選出された。
エアアジアグループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者は、昨年12月の子会社インドネシア・エアアジアの墜落事故などに触れて多くの困難に直面した1年だったと振り返り、スタッフが結束して顧客サービスに努めたことが受賞につながったとの認識を示した。
1993年設立のエアアジアは、2000年代以降に徹底したコスト削減による低価格路線で急成長し、現在はタイ、インドネシア、フィリピン、インドに子会社を有するアジアLCC最大手となっている。今年1~3月期は燃料サーチャージ撤廃が奏功して利用者が増加。最終利益は前年同期比7%増の1億4,930万リンギット(約48億5,500万円)だった。
ワールド・エアライン・アワードは160カ国・地域の1,900万人を対象とした利用者調査や機材・サービスなど41項目の調査を実施し、各調査結果をもとに世界の航空会社を順位付けして各賞を決定している。(Sankei-Biz等より)
エアアジアは、ビジネスクラスの席を設けており、他のLCCとは違って安い料金のFSCを目指しているようだ。燃油サーチャージも撤廃して利用者も増えてきたようだ。
フィリピン方面の路線を増やしてくれれば、もっと使いでが出て来て利用し易くなると思う。