Quantcast
Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2208

2014年度国内航空トラブル

$
0
0

 国土交通省航空局は2015717日付けで「第17回航空安全情報分析委員会」の開催概要を発表しました。この委員会では、2014年度の国内航空運送事業者の運航による航空事故、重大インシデントの報告、取り纏めが報告されました。
 
 このうち、航空法第111条の4の規定に基づく航空事故は2件で、429日にジェイエアのERJ-170での機体動揺、912日に日本航空(JAL)767-300の機体動揺が発生しました。
 
 重大インシデントは4件で、428日にピーチがA320の那覇空港での対地接近警報装置が作動した回避操作、528日に全日空(ANA)の第2エンジンに振動が発生によるエンジン停止と引き返し、730日に日本貨物航空の747-8Fが降下中、接近する航空機を確認し、回避操作を行動。また、920日には新中央航空機のセスナ172Pが遊覧飛行終了後、着陸時に管制官が指示した滑走路ではなく、作業員が滑走路付近で作業中の別の滑走路に着陸を試みた件が発生しました。
 
 航空会社別の安全上のトラブル件数を含め928件の報告がありました。各会社、機材別の件数は以下のとおりです。
 
 航空会社別の安全上のトラブル件数 合計:928件
  ANA:240件
  JAL:264件
  日本貨物航空:26件
  スカイマーク:111件
  AIRDO:40件
  ソラシドエア:34件
  スターフライヤー:35件
  ピーチ:23件
  ジェットスター・ジャパン:57件
  バニラエア:12件
  春秋航空日本:12件
  その他:74件
 
 機種別の安全上のトラブル件数 合計:928件
  737:278件
  747:26件
  767:146件
  777:85件
  787:46件
  A320:136件
  A330:18件
  DHC-8(-400を除く):12件
  DHC-8-400:40件
  CRJ:64件
  ERJ-170:45件
  Saab 340B:10件
  その他:22件
 
 




 これは日本国内の航空会社の会社別、航空会社別の安全上のトラブル件数だけだし、機材不具合やヒューマンエラー等の内容までは解らない。

 今は知らないが、昔から米国系の航空会社はタイヤのパンクが多いと言う、これはタイヤの値段が高いので、パンクするまで使っているとよく言われていた。

 航空会社等は、今後も安全対策を行い安全に航行できるように努めて貰いたいものだ。












Viewing all articles
Browse latest Browse all 2208

Trending Articles