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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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フィリピン来訪者(2015年4月)

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 フィリピン観光省によると、20154月の訪比旅行者の推定消費総額は前年同月比4.8%増の181億8,000万ペソ。韓国人旅行者がトップで41億3,000万ペソ、2位米国人36億ペソ、3位オーストラリア人12億5,000万ペソ、4位カナダ人10億6,000万ペソ、5位英国人9億6,000万ペソ。
 
 4月の訪比旅行者の1日当たりの平均支出額(ADE)は4,675.42ペソ。平均宿泊日数は10.41泊。また、訪問者一人当たりの1カ月間の平均支出額は4万8,671.12ペソであった。

 20154月の海外からのフィリピン訪問者数は前年同月比 9.5%増の42万3,366人と伸びた。この数字にはフィリピン人海外就労者(OFW)を除く在外フィリピン人(比国籍保持者)も含まれている。
 

 国籍別第1位は、韓国人で前年同月比 22.3%増の9万465人、訪問者全体の 21.4%を占めた。2位は米国人で 3%増の6万9,520人(シェア 16.4%)、3位は日本人で 4.9%増の37,228人(8.8%)、4位は中国人(本土)で 5.8%増の33,250人(7.9%)、5位 オーストラリア人で 0.2%増の2万874人(4.9%)、6位シンガポール人で 9.7%増の1万5,816人(3.7%)、7位は英国人で 2.2%増の1万4,045人(3.3%)、8位カナダ人で 1.9%増の1万3,990人(3.3%)、9位は台湾人で 41.3%増の1万3,859人(3.3%)、10位マレーシア人で 29.1%増の1万3,089人であった。以下、香港人、インド人と続く。

 一方、年初4カ月(14月)の訪比旅行者から得た収益は前年同期比 2.8%増の771億4,000万ペソ。海外からのフィリピン訪問者数は前年同期比 7%増の181万5,202人であった。そのうち、海外在住フィリピン国籍保有者(比人海外労働者を除く)は 1%増の7万3,556人で全体の 4.1%を占めた。

 
 国籍別で見ると、トップは韓国人で前年同期比 20.8%増の45万1,945人(シェア24.9%)、2位は米国人の 6.2%増の28万3,577人(15.6%)、3位は日本人の 7.8%増の16万7,602人(9.2%)、4位は中国人(本土)の 24.9%減の12万6,293人(7.0%)、5位 はオーストラリア人の 4.3%増の8万3,573人(4.6%)、6位はカナダ人の 7.4%増の6万746人(3.4%)、7位はシンガポール人の 1.3%増の6万32人(3.3%)、8位は台湾人の 23.2%増の5万5,572人(3.1%)、9位は英国人の 7.8%増の5万4,116人(3.0%)、10位はマレーシア人の 20.2%増の5万425人(2.8%)であった。
 

 なお、2015年はフィリピン観光年であり、各種観光年イベントなどにより、フィリピン訪問者数の大幅増加を目指している。日本においてては都内のJR や地下鉄の電車広告およびSNSをはじめいろいろな施策が展開されている。(フィリピン観光省発表等より)





 各国別訪問者数を見ると、韓国、台湾、マレーシアが前年比20%増。中国本土は25%減となっている。韓国以外の台湾やマレーシアは国の懸案事項が解決したのか、海外旅行者が増えて増加したと言うことであり、前年度比大幅減は、中国本土のように、領土問題があるなど世情がよく表れている。












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