ASEAN自動車連盟(AAF)が、2013年上半期(1月~6月)のASEANオートバイ・スクーター生産・販売統計を発表した。
AAF統計によると、上半期のASEAN域内5カ国のオートバイ・スクーター国内販売台数は前年同期比3.8%増の567万7,151台であった。国別ではインドネシアが5.3%増の393万9,825台、タイが同0.7%減の109万7,970台、フィリピンが同5.6%増の35万4,393台、マレーシアが同0.1%増の27万9,320台、シンガポールが同15.0%増の5,643台となっている。
一方、上半期の生産台数(4カ国)は同2.6%増の576万4,900台に達している。国別では、インドネシアが断トツで同5.8%増の394万8,759台に達した。2位はタイで同11.2%減の119万4,606台、3位はフィリピンで同33.0%増の34万5,231台、4位はマレーシアの同2.3%減の27万6,304台となっている。(ASEAN自動車連盟統計より)
フィリピンの上半期二輪車生産台数は、345,231台(前年:259,554台)で、販売台数は354,393台(前年:335,696台)。単純に差引すれは、9,162台(前年:76,142台)を輸入した勘定になる。生産台数が販売台数に追いついてきた計算になった。早く輸出できるように生産に力を注いで、貿易赤字を少しでも改善して欲しいものだ。