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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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セブン・イレブンの店舗急増!

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 フィリピンでコンビニエンス・ストア業界が順調に発展しつつある。現在は業界断トツのセブンイレブンを、マーキュリー・セルフサービスやミニストップが追うという構図になっている。そして、昨年にはファミリーマートとサークルKが進出、ローソンもフィリピン1号店をオープンしつつある。
 

 首位のセブンイレブンは、台湾系のプレジデント・チェーン・ストア(ラブアン)ホールディングスが51.561%を所有(20149月末現在)するフィリピン・セブン社 (PSC)によって運営されている。 


 PSC198211月に設立され、同年12月に米国テキサス州ダラスのサウスランド社(その後セブン・イレブン社に社名変更)から、フィリピンでのセブンイレブン運営ライセンスを獲得。199824日にフィリピン証券取引所(PSE)に上場した。

 
 フィリピンでのセブンイレブン第1号店は、 19842月にケソン市エドサ通り沿いにオープンした。当初の出店ピッチは鈍く1996年にようやく100店体制となった。しかし、2000年の小売業界規制緩和を契機に出店ピッチが速まり、2010年に500店を突破した。そして2013年年末には前年末比180店舗増、率にして21.7%増の1,009店となり、1千店の大台を突破した。
 
 2014年に入っても店舗数は順調に増加している。12月末の店舗数は1,282店に達し、前年同月末の1,008店から273店、率にして27%の増加となっている。2014年中に286店をオープン、13店を閉鎖、差し引き273店の増加となった。
 
 今後も積極的に店舗網の拡充を図り、当面、年間25~30%の増加ペースを目標としているようだ。2015年の店舗網拡充予算は30億ペソと設定されている。
 
 なお、後続コンビニが追撃を図ろうとしているが、セブンイレブンの動きが早く、現時点では店舗数の差が拡大傾向にある。(フィリピン証券取引所等より)





 セブンイレブンの拡大が止まらないようだ。ネグロス島も州都のバコロドだけでなくその周辺にも順次展開しているので、地方都市での拡大が続くようだ。できれば、日本独自の中食等も増やしてくれれば有り難いとも思っている。












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