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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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活火山

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 最近御嶽山が噴火しました。土曜日に重なったため登山客も多く、突然の水蒸気爆発でもあったので、30人以上の人が亡くなって、現在も捜索中です。

 日本では海外の国々と違い、医師が死亡を確認しない場合は、心肺停止状態で死亡が認められないそうです。どちらにしても、亡くなった方々のご冥福を祈りたいと思います。

 日本では110の活火山が在るそうです。でも不思議と近畿、四国は活火山が無いのです。近畿地方が昔から拓けたのは、こういう面もあったかも知れないですね。

 環太平洋火山帯の一部である日本とフィリピン。フィリピンも200以上ある山の内25が活火山だそうです。日本の4分に1強の数で、ネグロス島にもカンラオン山がその一つです。

 この頃は、フィリピンでも火山噴火の予兆があれば、最近のマヨン山のように事前に警報が出るようになってきています。


 過去20年間で多くの死者を出した火山噴火の一覧を出しますと、
 
 1994年 ─ インドネシア:人口が集中するジャワ(Java)島中部に位置する同国で最も活動的な活火山、ムラピ(Merapi)山が噴火し、60人以上が死亡、約6,000人が避難を強いられた。
 
 1995年 ─ フィリピン:ミンダナオ(Mindanao)島南部にあるパーカー(Parker)火山の噴火口が崩壊し、少なくとも70人が死亡、30人が行方不明となった。なお、4年前の1991年には首都マニラ(Manila)の北80キロにあるピナツボ山(Mount Pinatubo)の噴火で800人以上が死亡している。
 
 1997年 ─ 英領モントセラト(Montserrat):カリブ海(Caribbean Sea)のモントセラト島の火山の噴火により、モントセラトの政庁所在地プリマス(Plymouth)が壊滅状態に。高温の岩石と火山灰雲の火砕流に巻き込まれ20人が死亡、または行方不明になった。
 
 1999年 ─ ペルー:首都リマ(Lima)北東部のアンデス(Andean)地域で発生した突然の火山噴火で地滑りが起き、同地域の5村が土砂に埋まった。
 
 2002年 ─ コンゴ民主共和国(旧ザイール):同国東部にあるニラコンゴ(Nyiragongo)火山の噴火でゴマ(Goma)市中心部と住宅区域数か所が破壊され、70人以上が死亡した。
 
 2010年 ─ インドネシア:ムラピ山で起きた1872年以降で最大の火山爆発により、少なくとも350人が死亡。同山は1930年にも大規模な噴火を起こし、1,300人が犠牲となった。
 
 2014年 ─ インドネシア:スマトラ(Sumatra)島にある活火山、シナブン山(Mount Sinabung)が大規模な噴火を起こし、少なくとも16人が死亡。同山は2010年に噴火するまで400年間にわたり休火山状態だった。
 

 2014年 ─ 日本(今回):御嶽山(MountOntake、3,067メートル)が突然噴火し、山頂付近で「心肺停止」状態の登山者31人が救助隊により発見された。同山は何の前触れもなく噴火し、火山灰、岩石、水蒸気を噴出。噴火発生後、これまでに4人の死亡が確認されている。日本では1991年、雲仙(Unzen)の火山噴火で43人が犠牲になっている。

 
 史上最悪の火山噴火は、インドネシアで1883年に発生し、3万6,000人以上の犠牲者を出したクラカトア(Krakatoa)火山の爆発とみられている。この噴火では、噴出した火山灰、岩石、噴煙が上空20キロ以上にまで到達、周辺の地域は暗闇に包まれた。また噴火で発生した巨大な津波は世界中で感知された。(AFP等より)





 ネグロス島はこの火山を利用して地熱発電所があり、温泉も湧いています。今は休止状態のようで、偶に温泉に行って楽しんでいます。

 最近のフィリピンでは、マヨン山が時々爆発しているようです。滞在や旅行で、その方面に行かれる方は注意してください。











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