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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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ボーイングの20年間の新造機予測

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 ボーイングは、「2014年度最新市場予測 (2014 Current Market Outlook)」を発表しました。今後20年間での新造機の需要を予測している毎年の調査で、機数ベースで36,770機、金額ベースは52,000億ドルで、2013年の市場予測よりも4.2%増加しています。
 
 ボーイングでは市場は好調で活発な動きがあるため、航空旅行市場は拡大するとしています。2014年の予測では737など単通路機市場が格安航空会社(LCC)の参入が続き、市場全体の拡大を牽引する動きです。単通路機の新造機需要は25,680機で、機数全体の約70%を占めています。
 
 ボーイングでは737-800737 MAX 8は、航空会社の運航、柔軟性、効率性を考慮すると収益拡大に向けたビジネス機会を最大限に提供する機材だとしています。
 
 なお、ワイドボディ機の需要は8,600機の予測で、787-8787-9ドリームライナーに代表される200席から300席クラスの小型ワイドボディ機がこのうち4,520機を占める予想です。
 
 ■ボーイング 2014年時点の最新市場予測
   リージョナル機(90席以下)2,490
   単通路機(90230)25,680
   小型ワイドボディ(200300)4,520
   中型ワイドボディ(300400)3,460
   大型ワイドボディ(400席以上)620
           合 計:36,770
 
 ■地域別新造機デリバリー機数 (2014年~2033)
   アジア太平洋地域:13,460
   北米:7,550
   ヨーロッパ:7,450
   中東:2,950
   南米:2,950
   ロシア/C.I.S1,330
   アフリカ:1,080
           合 計:36,770





 アジア太平洋地域を始め航空機需要は、格安航空会社(LCC)の参入が今後も続き増えて行くようだ。これだけ増えると、パイロットや整備士の育成が合わせて大事なこととなるようだ。












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