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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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エアバス旅客機の値段

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 エアバスは、201411日現在のエアバス・エアライナーの価格表を発表しています。2013年に比べると平均2.6%の値上げになっています。
 
 最も安いA3187,190万ドル(74.4億円)、最も高いA38041,440万ドル(428.8億円)で、JALが導入するA350-90029,520万ドル(305.4億円)です。いずれも定価ですから、装備やエンジン、値引きで、実際の値段とは大きく違うかもしれません。
 
  A318        7,190万米ドル(2013年:  7,010万米ドル)
  A319        8,580万米ドル( 〃  :  8,360万米ドル)
  A320        9,390万米ドル( 〃  :  9,150万米ドル)
  A321     1億1,101万米ドル( 〃  :1億0,730万米ドル)
  A319neo      9,440万米ドル( 〃  :  9,200万米ドル)
  A320neo   1億0,280万米ドル( 〃  :1億0,002万米ドル)
  A321neo   1億2,050万米ドル( 〃  :1億1,740万米ドル)
  A330-200   2億2,170万米ドル( 〃  :2億1,610万米ドル)
  A330-200F  2億2,480万米ドル( 〃  :2億1,010万米ドル)
  A330-300   2億4,560万米ドル( 〃  :2億3,940万米ドル)
  A330-800   2億6,090万米ドル( 〃  :2億5,430万米ドル)
  A330-900   2億9,520万米ドル( 〃  :2億8,770万米ドル)
  A330-1000   3億4,070万米ドル( 〃  :3億3,210万米ドル)
  A380      4億1,440万米ドル( 〃  :4億0,390万米ドル)
 
 格安航空会社(LCC)でよく使われているエアバスの航空機、やはり旅客機になると値段は高いものですね。
 
 尚、エアバスは2014211日、グローバル・マーケット・フォーキャスト(Global Market ForecastGMF)を発表、アジア太平洋地域で10,940機の旅客、貨物機が必要となる見込みとしています。金額ベースで18000億ドルに相当します。この機数は新造機の37%のシェアとなり、ヨーロッパ、北米、中東を上回る機数です。
 
 旅客機は2013年現在の4,960機から、20年後の2032年には12,130機となる予想。旅客数の伸びは年率5.8%で、3,770機は機材更新される見込み。
 
 また、2012年には11万人以上の長距離路線の旅客がいる都市は東京、大阪、ソウル、北京、上海、香港、バンコク、シンガポール、クアラルンプール、デリー、ムンバイなどから2032年には中国、インドネシア、オーストラリアなどを中心に増加し、25都市にまで増えるのを見込んでいます。これは世界では2012年に45都市から89都市の増加ですが、アジア太平洋地域の旅客数の増加が大きい見通しを支える1つの要素です。
 
 エアバスはこうした中で、A330のアジア地域内での運用をはじめ、長距離路線の大都市を結ぶ機材にA350A380、地域内での機材にA320を提供。A320neo737 MAXの開発中の単通路機、超大型機のA380ではボーイングに圧倒していることもアピールしています。












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