フィリピンの格安航空会社(LCC)最大手のセブ・パシフィック航空を運営するセブ・エアーは、専用機を使った航空貨物事業に参入すると7月に発表している。2機の旅客機を貨物専用機に改造する。専用機による貨物便の運航は同社にとって初となる。
セブ・エアーは、仏ATR製のターボプロップ機「72―500」2機の改造について、スイスのIPRコンバージョンズと契約を締結した。改造した機体は7トン以上の貨物の搭載が可能となる。1号機は今年第4四半期(10~12月)に受領する予定で、セブ・パシフィック航空傘下のセブ・ゴーが運航する。
フィリピンに荷物を送るときは、日本からフィリピンに着く分は1日ぐらいだが、そこからのが遅く、早くても1週間ぐらい掛かる。手続き処理の遅さもあるが、航空便で運ぶ量も限られていることも原因としてあるようだ。それが少しでも改善できるのは良いことだと思う。