マニラ首都圏のニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の第1ターミナルで、旅客機と空港施設をつなぐ旅客搭乗橋(PBB)20基が6月から順次交換されている。33年間使用されてきたPBBは老朽化で故障が頻発していた。
フィリピン情報庁(PIA)によると、これまでの鉄製から、壁面がガラスのPBBを導入する。PBB内には、エアコンや監視カメラ(CCTV)を設置する。
第1期では9基のPBBを交換する。総工費は約3億1,900万ペソ(約6億6,000万円)で、今年12月までの完了を予定している。第2期の11基は、2019年3月までに設置する予定。
PBBは、コンテナメーカー世界大手の中国国際海運集装箱(中集集団、CIMC)の子会社、深セン中集天達空港設備から調達する。同社は、1989年に製造を開始してから世界60カ国・地域の200カ所の空港に、4,000基を超えるPBBを納めた実績がある。(NNA等より)
マニラ空港の第1ターミナルは、タイ国際航空で関西空港からマニラ空港に行く時によく利用したが、タイ国際航空がマニラ空港経由便が無くなって以来利用はしていないのでよく分からないが、老朽化は進んでいたのだろう。フィリピンの空の玄関であり良くなることに越したことはないだろう。