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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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ジョリビー、独自の甘い味付けで快進撃

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 フィリピンで快進撃を続ける地元生まれのファストフードチェーンがある。ハンバーガーやスパゲティを提供する「ジョリビー」。人気の秘訣はフィリピン人好みの甘い味付けを徹底したことだ。売り上げは右肩上がりでアジアを中心に約10カ国に展開。数年以内の日本進出も狙う。
 
 店舗の目印はアニメ風の顔をした赤い蜂のキャラクター。首都マニラ中心部を車で走れば数分ごとにジョリビーが現れ、一つのショッピングモールに複数の店が入っていることもある。24時間営業の店もあり、街での存在感は群を抜く。
 
 昨年9月末時点でフィリピン国内に1,023店を展開。世界的チェーンのマクドナルドは11月時点で547店で、2倍近くの差をつける。
 
 業績も好調で、ジョリビーを中心に複数のファストフードチェーンを運営するジョリビー・フーズの国外店舗も含めた2016年の売上高は1,491億ペソ(約3,176億円)と2000年の7倍以上に拡大した。
 
 ハンバーガーとポテト、飲み物のセットは100ペソ前後。価格帯はマクドナルドとほぼ同じだが、独自の味付けに加え、コメ好きのフィリピン人に合わせメニューにライスも用意しているのが特徴だ。
 
 週に数回、ジョリビーを利用するという会社員のエドゥ・メンデスさんは「特にスパゲティは外国人には甘過ぎるだろうけど、フィリピン人は子供の頃からこの味に親しんでいるんだ」と笑った。
 
 ジョリビーは近年、国外進出に力を入れる。ベトナム、シンガポールといった近隣国のほか、米国やサウジアラビアなど出稼ぎに行っているフィリピン人が多い国にも展開。日本上陸も本格的に検討している。
 
 昨年11月はマニラを訪問していたカナダのトルドー首相が、ジョリビーに立ち寄ったことがフィリピンメディアに大きく報じられた。メンデスさんは「ジョリビーは名実ともにフィリピンの国民食だろう」と話した。(Sankei-Biz等より)





 フィリピンではマクドナルドも寄せ付けないジョリビー。日本人には甘い味付けには慣れない人は多いが、フィリピンでは子供から大人まで絶大な人気がある。

 ジョリビーの不動産開発会社のダブルドラゴン。この会社がモールを開発すれば、ジョリビーグループの店が出店すればそれだけで集客力は万全だ。今後もジョリビー系は目が離せないようだ。












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