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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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日本語能力試験受験者2割超増の第3位

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 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、1984年から「日本語能力試験(JLPT)」を実施している。
 

 この試験は、日本語を母語としない人の日本語能力を測定し、認定する試験(実施レベル:N1N5の5レベル {N1が最も難易度の高いレベル})としては世界最大規模のもので、毎年2回実施されている。今年で33年目を迎えたが、試験を実施する国・都市は年々増加している。

 
 2017年は12月3日(日)に、海外76の国・地域、226都市、日本国内47都道府県を会場として、第2回目の試験が実施された。このほど、同試験の受験応募者の数がまとまり、7月実施の2017年第1回との合計で、国内外で初めて年間の応募者数が100万人を突破した。
 

 応募者数が増加している背景として、特に海外において顕著な伸びがみられ、最大規模の試験実施国である中国、韓国をはじめ東アジア地域で例年以上に増加したこと(13.3%増加)、東南アジアや南アジアで引き続き目覚ましい増加が見られ(東南アジアが20.3%%、南アジアが23.9%増加)、各地域における日本語学習への関心の高さが伺える。

 
 2017年の試験2回合計の受験応募者数は、前年比18%増の102万5,435人(海外約69万2千人/日本国内約33万2千人)。国・地域別の受験応募者数トップは中国(香港とマカオを含む)の26万6,257人(前年比14.9%増)、2位は韓国の9万319人(同14.4%増)、3位は台湾の8万6,058人(同7.3%増)である。
 
 2017年のフィリピンの受験応募者数は前年比21%増の1万4,062人で、ミャンマーの同67.3%増の2万1,921人、ベトナムの同23.5%増の8万5,941人に続く世界第3位の伸びとなっている。
 
 フィリピンの受験者数は、2016年第1回が前年同期比100%増、すなわち倍増の4,642人で世界最高の伸びとなった、第2回目も同62%増の6,982人で世界最高の伸びとなったが、今年も引き続き高い伸びを見せている。フィリピンでは、国内での日本企業の進出などにより、学生や社会人の日本語学習への熱が上がっている。(国際交流基金プレスリリース等より)





 近年訪日客も増えており、日本語能力試験の受験者も増えているようだ。特に日本企業の進出が激しいところが急激に増えているようだ。

 日本の少子高齢化や2020年の東京オリンピックがあり、介護者や建設に携わる人材不足が叫ばれている。これらのビザも簡略されて日本での仕事がやり易くなりそうで日本語の受験者も増えているようだ。日本政府も小手先でなく、将来を見越して進めて欲しいものだ。












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