阪急不動産(本社:大阪市北区)は、フィリピンの住宅デベロッパーであるPA アルバレス プロパティーズ(PA社、本社:ラグナ州)が推進するフィリピン・カビテ州ダスマリニャス市における戸建分譲住宅事業に参画する。
本プロジェクトは、阪急不動産にとってフィリピンでの初の住宅事業であり、ベトナム・タイに続く3カ国目の海外進出となる。経済成長や人口増加が続くフィリピンでは、若い世代の住宅需要が高まっており、PA 社はこうした若い世代への住宅開発を展開している。現在までに、マニラ通勤圏(主に郊外)でマンション・戸建住宅合わせて18,000戸以上の豊富な供給実績がある。
国内第2位となる人口300万人を超えるカビテ州は、マニラ首都圏の南に隣接している。また、開発予定地であるダスマリニャス市は、マニラ中心部から南へ約30キロに位置し、マニラ首都圏や近郊の工業団地で働く人々のベットタウンとなっている。
本プロジェクトは、開発面積約11へクタール、総戸数868戸(戸建:403戸、タウンハウス:465戸)の戸建分譲住宅開発プロジェクトである。2017年10月頃より着工し、開発期間は約5年を予定している。フィリピン経済の今後を支える若年世代をターゲットとし、手の届きやすい価格で、質の高い住宅を提供して行く方針である。
<当プロジェクトの概要>
【物件名称】(仮称)ダスマリニャス プロジェクト
【タイプ】 戸建住宅、タウンハウス
【建設地】 フィリピン共和国カビテ州ダスマリニャス市
【竣工予定】 2022 年 8月
【開発面積】約11ha
【総戸数】 868 戸(戸建:403 戸、タウンハウス:465 戸)
【平均専有面積】戸建 :(土地)80~100㎡(建物)52~63㎡
【平均専有面積】タウンハウス :(土地)40㎡ (建物)42 ㎡
【平均価格】戸建 :270~310 万ペソ(約621~713 万円)
【平均価格】タウンハウス :170万ペソ(約391万円)
【総事業費】約37億円
【計画位置】 Barangay San Agustin Dasmarinas City, Cavite, Philippine
(カビテ州ダスマリニャス市、バランガイサン アガスティン)
阪急阪神ホールディングスの長期ビジョン「深める沿線拡げるフィールド」のスローガンのもと、阪急不動産は海外での不動産分譲事業の規模拡大を目指している。本プロジェクト参画を通じて、フィリピンにおける事業推進ノウハウを蓄積し、同国での住宅開発事業進出への第一歩にしたいと考えているとしている。(阪急不動産株式会社等より)
阪急電鉄が鉄道を敷き、ターミナル駅に阪急百貨店、沿線を阪急不動産が開発して住み易い街を創るモデル企業。関西では実績があるので、フィリピンでも良い街創りをして欲しいものだ。