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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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ニチバン、ネグロスのマングローブ林に支援

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 ニチバン(本社:東京都文京区)は、各種使用済み粘着テープの巻心を回収し、資源として再利用する環境活動「第7回ニチバン巻心ECOプロジェクト」を201691日から20161212日まで実施した。
 
 全国から722団体(学校・企業・病院など)と245人の個人が参加した結果、今回は26万7,231個(重量換算5,033kg)の巻心を回収することができ、プロジェクト開始からの回収個数は累計240万1,304個となった。
 
 回収した巻心は、段ボール用リサイクル資源として活用する。あわせて、リサイクルで生じる利益金とニチバンからの支援金を環境NGO『イカオ・アコ』に寄付し、同NGOが行うフィリピン・ネグロス島でのマングローブ植樹プロジェクトを支援する。6ヘクタールの土地に新たに2万7,328本を植樹する予定である。
 
 「ニチバン巻心ECOプロジェクト」は今回で7回目となり、環境教育という面から、本プロジェクトを授業などに取り入れる学校もある。「巻心ECOプロジェクト特設ウェブサイト」では小学校での取り組み(9校)を紹介しており、巻心を集めるための児童の自由なアイデアや、積極的に活動する様子を閲覧覧できる。
 
 またニチバンは、参加した小学校9校で「出前授業」を実施した。セロテープを題材に、リサイクル活動の重要性や環境問題などについてレクチャーし、緑の地球のために何ができるのか、児童たちと一緒に考えた。なお、「第8回ニチバン巻心ECOプロジェクト」は、201791日〜1227日で実施予定である。
 
 環境NGO『イカオ・アコ(事務局:愛知県東海市日本福祉大学内)』は1997年設立。同年からフィリピンでマングローブの植樹事業を開始。継続的な植樹を行い、これまでネグロス島・ボホール島各地に約130万本の植樹を行きている。この他、現地の教育支援活動、コミュニティ・トレードも行っている。(ニチバン株式会社等より)





 環境NGOの「イカオ・アコ」のネグロスでの拠点はシライ市で、私が滞在するバコロド市とは近く、テレビでも放映されているので知っている人も多いと思う。ニチバンも環境問題に取り組んいる企業の一つ。今後も頑張って欲しいものだ












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