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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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やはり定時運航率は日本の空港

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 時刻表や航空情報を提供するOAGは今月、2015年のオンタイム・パフォーマンス(OTP)を発表しました。このうち空港部門では、年間1,000万席未満の小規模空港部門で大阪国際(伊丹)空港、年間2,000万席超の大規模空港では羽田空港がそれぞれ世界1位に輝きました。
 
 伊丹空港は2014年は1,000万から2,000万席の中規模空港部門でしたが、供給座席数がやや減少したことから、2015年は小規模部門での評価となりました。中規模空港ではコペンハーゲンが1位となっています。
 
 羽田、伊丹の世界1位は、日本航空(JAL)、全日空(ANA)の定時運航率の高さにも支えられているほか、2015年はスカイマークのOTPも大きく改善したことも貢献していると見られます。
 
 なお、OAGが公表している部門別ベスト3の空港は以下の通りです。詳細レポートはOAGのホームページで必要事項を入力し、ダウンロードが可能です。
 
 OAG 2015年のオンタイム・パフォーマンス(OTP)
  <年間1,000万席未満の小規模空港部門>
   1位:大阪国際(伊丹)空港 93.85%
   2位:ブリュッセル・サウス・シャルルロワ空港 93.61%
   3位:トキュメン国際空港 92.55%
 
  <年間1,000万席〜2,000万席未満の中規模空港部門>
   1位:コペンハーゲン国際空港 88.53%
   2位:シェレメーチエヴォ国際空港 88.48%
   3位:ヘルシンキ空港 88.43%
 
  <年間2,000万席超の大規模空港部門>
   1位:羽田国際空港 91.25%
   2位:ミュンヘン空港 87.71%
   3位:サンパウロ・グアルーリョス国際空港 87.47%
 
 
 このうち航空会社部門で、日本航空(JAL)が世界4位、全日空(ANA)が世界5位にランクインしたほか、スカイマークが格安航空会社(LCC)部門で12位に入りました。
 
 アジア・太平洋に限ると、1位がJAL、2位がANAで、以下ヴァージン・オーストラリア、カンタス航空、ニュージーランド航空、インディゴ、シンガポール航空、タイ・エアアジア、ジェットエアウェイズ、スカイマークと続きます。スカイマークは世界の航空会社でOTPが改善したベスト5にも入っています。
 
 2015年の特徴として、フルサービス航空会社と同様に、LCCが定時運航率の改善に力を入れ、その成果が現れているとしています。(OAG等より)
 




 旅客機の定時運航率は、航空会社だけでなく空港の運用にも大きな影響を与えているので、両社の協力の賜物です。

 LCCも定時運航率が良くなってきているのは有り難いですね。でも、フィリピンはPALが、「Plane Always Leted」と言われている限りは、望みが無いでしょうね。












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