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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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イオンファンタジー、月1ペースで14店体制に

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 イオンファンタジーは、20145月に子会社「イオンファンタジー・フィリピン」を設立した。そして、同年118日に、イオンファンタジー キッズーナ フィリピン1号店がマニラ首都圏ケソン市のショッピングモール「ロビンソンズ・ガレリア」内にグランドオープンした。 この出店によりイオンファンタジーのアセアン地域での店舗展開は、マレーシア、タイ、ベトナム、カンボジアに次いで5カ国目となった。
 

 その後、フィリピンにおけるイオンファンタジーキッズーナは月1店ペースで着実に増加している。初出店から1周年となる201511月には、有力不動産企業メガワールドによるラッキー チャイナタウン モール アネックスA店(マニラ市ビノンド)に12号店を開設した。1210日には、セブに初出店した。セブ1号店はセブ市のロビンソンズ・ガレリア3階にオープン、入場料は90分で250ペソ、3時間で400ペソとなっている。さらに、1220日には、ルソン島中部のヌエバ・エシハ州のカバナトゥアン市にSMシティー・カバナトゥアン店内にもオープンした。すなわち、2015年末のフィリピンのイオンファンタジーキッズーナ店は14店に達した。

 
 イオンファンタジーは、フィリピンにおいて、マニラ首都圏を中心としたドミナント化を推進するとともに、セブなど首都圏以外での出店も積極化させつつある。2015年年間の出店数は計12店となった。今後も店舗網を拡充し、年間人口増加率が約2%と高く9歳以下の人口が2割(2千万人)以上というフィリピンでの子供向けアミューズメント施設需要拡大に対応していく方針である。

 なお、イオンファンタジーは、中国では2015928日に100店体制、タイでは1023日に50店体制、マレーシアでは111日に70店体制を達成した。そして、12月には2015年最多となる18店の海外直営新規出店を行った。その結果、2015年末の海外総店舗数は278店に達した。フィリピンの14店は、海外では中国の126店、マレーシアの73店、タイの52店に次ぐ4位となっている(株式会社イオンファンタジー等の資料より)





 フィリピンは人口1億人が超えたが、平均年齢は約23歳、9歳以下の人口は2千万人以上いる。フィリピンだけでなく、子供の多いアジアでは子供向けビジネスは有望のようだ。












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