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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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空港の変わって来た稼ぎ方?

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 成田空港会社の2015年3月期の売上高で、着陸料など航空事業が全体の47%にとどまり、物販などの非航空事業を2004年の民営化後初めて下回った。使用する飛行機の小型化などで航空事業の収入が伸び悩み、稼ぎ方が変わってきたようだ。
 
 発表した決算では、売上高が前年より1.8%増の2,031億円、最終的なもうけ(純利益)は1.4%減の196億円だった。
 
 長距離路線が都心に近い羽田空港に移る中、成田は格安航空会社(LCC)の路線を増やす戦略をとっている。これにより発着回数は3年連続で過去最高になったものの、着陸料などの空港使用料収入は減った。料金が飛行機の重さで決まるため、小型機を使うLCCからの収入は限られてしまうからだ。
 
 一方、海外から訪れる観光客の増加や商業エリアの増床もあって、物販や飲食などの「リテール事業」の売上高は14.3%伸びた。(朝日新聞等より)





 成田国際空港会社(NAA)は、2015年度までの3カ年の中期経営計画(中経)で掲げた航空旅客数と航空機の発着回数の目標達成が困難になったと発表した。円安が進み日本人客の減少が続いていることや、北米~アジア直行便が増えて乗り継ぎ客が減ったことが主な要因としているが、羽田空港の国際化による影響とみられる。今後は、LCC路線の拡充に活路を見出すしかないようだ。

 関空はLCCの誘致をいち早く取り入れ、利用者は14年ぶりに2千万人を突破。中国や台湾、香港などアジアからの外国人旅行客が押し上げた。国際線は前年同期比12%増で過去最高になった。国内線も格安航空会社(LCC)の増便などで伸びた。これらの影響で商業施設の売り上げも増えたようだ。

  中部国際空港が発表した2015年3月期連結決算は、訪日外国人の増加などで、営業利益は前期比4.4%増の56億円で、3年連続の増益。金利の低下で支払利息が減少したことなどから、経常利益は同13.3%増の43億円に上り、過去最高を更新したとのこと。今後は就航が遅れているマレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアの日本法人「エアアジア・ジャパン」の拠点空港としての参入を期待しているとのこと。日本の空港会社もLCCの頼みになってきた。












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