ASEAN自動車連盟(AAF)は、2014年通年(1~12月)のASEANオートバイ・スクーター販売生産統計を発表した。
それよると、ASEAN域内主要5ヶ国全体のオートバイ・スクーター国内販売台数は1,085万1,615台と前年の1,108万6,716台(前年比2.1%減の23万5,101台減)より減少した。フィリピン、インドネシアを除く3ヶ国の販売が軒並み落ち込んだようだ。
国別では、インドネシアが1.8%増の790万8,941台、タイは15.1%減の170万1,535台、マレーシア19%減の44万2,749台、シンガポール30.1%減の8,145台。フィリピンは5%増の79万245台だった。
インドネシアの二輪車生産及び販売は、年間で各々約800万台。人口が多いとはいえ、どちらもフィリピンの約10倍で順調に成長しているようだ。
フィリピンは、生産台数(5%増)も販売台数(3.5%増)も増えてはいるが、販売台数(3万5,061台差)に追い付いていないのは残念だ。
最も、新車が増えても、古い二輪車を廃車して貰わないと四輪車と同様に、交通渋滞の一因にもなるのが気がかりです。