フランシスコ・ローマ法王が2015年1月15日から1月19日、フィリピンを訪問する予定ですが、これに伴い、日本路線でも欠航便が発生します。フィリピン航空が発表しています。
1月15日は、マニラ発関西着のPR408便、1月18日はマニラ発羽田着のPR424便、1月19日は羽田～マニラ線のPR423、PR422、PR421便、福岡～マニラ線のPR426、PR425便と計７便が欠航します。
このほか、マニラ発着のPALエクスプレス運航便を含め、1月15日は３１往復、1月19日は４０往復便に欠航が発生します。いずれもローマ教皇がニノイ・アキノ国際空港に到着することから、この便に優先的に離発着を行うことに伴う措置です。
なお、欠航便の航空券を持つ場合、無手数料で払い戻し、搭乗予定日から３０日以内の運航便に変更が可能です。詳しくは、フィリピン航空へ問い合わせください。
☆ローマ教皇のマニラ訪問に伴う欠航便
＜1月15日＞
マニラ発着：バコロド、ブスアンガ、カガヤン・デ・オロ、マレー・カティクラン、ダバオ、ドゥマゲテ、ラオアグ、レガスピ、プエルト・プリンセサ、スリガオ、タクロバン、タグビララン、トゥゲガラオ、サンボアンガ、セブ、シンガポール、香港、関西、バンコク、ホノルル線
＜1月19日＞
マニラ発着：バコロド、ブスアンガ、バスコ、ブトゥアン、カルバヨグ、カタルマン、カガヤン・デ・オロ、マレー・カティクラン、ダバオ、イロイロ、カリボ、ナガ、オサミス、プエルト・プリンセサ、ロハス、スリガオ、タクロバン、タグビララン、サンボアンガ、セブ、香港、シンガポール、羽田、バンコク、ジャカルタ、福岡線
サンボアンガ/ホロ線
フランシスコ・ローマ法王がフィリピンを訪問する期間に、８００万人ものカトリック信者等が首都マニラを訪れることが見込まれている。
これに伴い、沿道の人出等により道路が混雑し、同法王の訪問地（マニラ及びレイテ州タクロバン）における市内の移動が困難になることや、ホテルの予約に困難を来すことが予想される。
また、ローマ法王がマニラに到着する15日及び出発する19日には、周辺道路の通行規制によって マニラのニノイ・アキノ国際空港（NAIA）の一部のターミナルへのアクセスが一時的に不可能となりそうである。また、マニラ首都圏は、1月15日（木）、16日（金）、19日（月）の3日間が特別休日（Non-WorkingSpecial Day）となる。
フィリピン当局の空港発着と道路制限内容は以下のようなものである。
1/15（木） 14:00-19:00 到着便全便禁止
（17:15-18:15 離発着両方禁止・航空機自走禁止）
15:00-19:00 空軍基地～ターミナル3（T3）～ターミナル（T4）～ロハスブルーバード閉鎖
1/17（土） 07:45-08:45/17:45-18:45 離発着両方禁止・航空機自走禁止
1/19（月） 06:00-10:30 到着便全便禁止
（09:30-10:30 離発着両方禁止・航空機自走禁止）
07:00-10:00 空軍基地～T3～T4～ロハスブルーバード閉鎖
このような状況下におけるJALの運航計画は以下のとおりとしている。
1/15（木） ・JL746（マニラ09:55発）平常運航
・JL742（マニラ14:50発）平常運航（時間変更なし）
・JL741（成田09:30発）は09:00に早発、13:05にマニラ到着させる。
15:00からの道路閉鎖前に制限区域を通り抜けれるよう配慮。
1/16（金） 全日平常運航
1/17（土） 全日平常運航
1/18（日） 全日平常運航
1/19（月） ・JL746（マニラ09:55発）08:30に早発、成田には13:40着
07:00から道路閉鎖が始まるのでそれまでに旅客はターミナルに入ることになる。
・JL742（マニラ14:50発）平常運航
なお、８００万人がマニラに殺到すると考えられる状況から上記で「平常運航」と想定していても、変更がある可能性もあるとのこと。予想外の事態もあり得るとしている。
上記期間におけるフィリピンへの出張や旅行については、各交通機関に混乱が生じる可能性があるので、運行状況を利用交通会社等に確認され、可能ならば、1月15日～19日の出張や旅行を避けるなり、前後に日程変更することが最善の策であるようだ。