フィリピンのマクドナルド・チェーンは、当地の有力持株会社アライアンス・グローバル・グループ(AGI)子会社のゴールデン:アーチス・デベロップメント傘下のマクドナルド・フィリピンによって展開されている。
2012年末のフィリピンのマクドナルド店舗数は375店で、2011年末の329店から46店増加した。2013年上半期には18店がオープン、6月末で393店体制となっている。下半期には32店オープンさせ、2013年末には425店体制を目指す。
このように、フィリピンでのマクドナルド店数は増加しているが、首位のジョリビーの店舗数も増加しており、その差がなかなか縮まらない。フィリピンは、マクドナルドがハンバーガー市場でトップになれない唯一の主要国でもある。
フィリピンのハンバーガー市場ではジョリビーが断トツの首位であり、フィリピンの国民食とまで称されそのシェアは50%と見られている。ジョリビーはフィリピン最大のファストフード企業ジョリビー・フーズ(JFC)によって運営されている。
因みに、2012年末のフィリピン国内におけるジョリビー店舗数は780店で、マクドナルド375店の倍に達している。また、2011年末の745店から35店増加している。また、2013年3月末の店舗数は783店となっている。(マクドナルド・フィリピン及びジョリビー・フーズの店舗統計等より)
やはり、フィリピンではジョリビーが一番のようですね。フィリピン人は大人から小さい子供までジョリビー一辺倒のようです。