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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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電気自動車「日産リーフ」、来年登場か?

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 日産自動車(本社:神奈川県横浜市)は、サステナブルモビリティへと向かう世界的な動きを牽引してきた「日産リーフ」が、電気自動車(EV)として史上初となる販売台数40万台を達成したと発表した。
 
 「日産リーフ」はワクワクするEVの走りや便利さを手頃な価格で提供する世界初の量産電気自動車として、2010年に発売された。当時はまだ、EVはニッチな製品とされていたが。今日では、次に購入するクルマとしてEVを検討する消費者が増え続けている。その中で「日産リーフ」はゼロエミッション車であることに加え、パワフルで俊敏な高い動力性能や「プロパイロット」などの高度な先進技術が顧客の支持を得るようになっている。
 
 初代「日産リーフ」の発売以降、日産は持続可能なゼロエミッションモビリティのグローバルリーダーとなることを目指し、多くの政府や公益事業者とともに、EVの普及や充電の利便性の向上、そしてバッテリーの二次利用にも取り組んできた。
 
 「日産リーフ」がこれまでに走行した距離は累計100億キロメートルを超えている。2010年に発売してからの「日産リーフ」の累計販売台数をもとに算出すると、1年あたり380万バレルに相当する石油を節約した計算になる。
 
 「日産リーフ」は2018年に欧州でEVの販売台数1位となり、ノルウェーにおいては、EV以外の車種も含めた年間販売台数の第一位を獲得した。「日産リーフ」は現在50以上の市場で販売されているが、2019年前半にはさらにラテンアメリカの6つの市場で、また年末までにアジア・オセアニアの7つの市場でも発売される予定である。
 

 2017年にフルモデルチェンジした新型「日産リーフ」は、最高出力110kW、最大トルク320Nmを発生するなど、パフォーマンスを大幅に向上させた。「日産リーフ」は、「インテリジェントパワー」として革新的な電動パワートレインを、「インテリジェント ドライビング」を代表する技術として「プロパイロット」を搭載している。「プロパイロット」は高速道路などの自動車専用道路において、先行車両との車間距離を一定に保つよう制御することに加え、車線中央を走行するようステアリング操作を支援し、ドライバーの運転負荷を軽減する。日本と欧州向けモデルに搭載されている「プロパイロットパーキング」は、駐車場でアクセル、ブレーキ、ステアリングを駐車が完了するまで制御する。

 
 なお、今年香港で開催された日産フューチャー・シンポジウムにおいて、日産自動車のアジア・オセアニア事業理事の真田裕氏は、新型「日産リーフ」を豪州、香港、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、韓国、タイの7カ国・地域で発売しつつあり、2020年にはフィリピンとシンガポールで発売する予定であるとコメントした。(日産等より)





 フィリピンでは本格的なエコカー優遇法案未成立などにより、ハイブリッドカー(HV)や電動車などエコカーは普通車に比べかなりの割高感を感じさせる販売価格の設定を余儀なくされている。従って、現時点で販売台数は限定的なものとなっている。本格的なエコカー優遇法案成立や優遇政策の発動などが待たれるところである。フィリピン貿易産業省(DTI)は年内にエコカー優遇策の発表をするとしている。

 ただ、フィリピンでは道路のインフラ整備は急ピッチで進められているがまだまだ未整備道路も多い、充電スタンドの不足等に課題があり、電気自動車「日産リーフ」よりPHVの「プリウス」方が先に売れ出すと思うのだが・・・。












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