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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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アジア二輪車市場、フィリピンとパキスタンに需要増!

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 アジアの二輪車市場の勢力図に変化の兆しが出ている。フィリピンやパキスタンが働き手の中心となる人口の増加で新勢力に育つ一方、中国やベトナム、タイは成熟期に入った。最大市場のインドはなおも成長が続き、日本のメーカーも力を入れている。

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 世界の二輪車需要のうち8割以上を占めるアジア。公共交通網が不十分な地域では、手頃で便利な二輪車は庶民の足として生活に不可欠だ。中でもフィリピンやパキスタンは労働人口の多さが成長に有利に働く「人口ボーナス期」を迎え、成長が見込まれる。
 
 フィリピンでは2017年の新車販売台数が前年比15.7%増の131万台と伸び、通勤用のスクーターが売れている。パキスタンも19.1%増の178万台(三輪車を含む)と伸びが著しい。
 
 かつて最大市場だった中国は四輪車への移行もあり伸び悩んでいる。これまで成長の主役だったベトナムやタイの販売台数も鈍化傾向にある。二輪車世界首位であるホンダの五十嵐雅行執行役員は「成熟市場なので、これ以上は伸びにくい」と話す。愛車に個性を求める客層が増え、細身のボディーや剛性のあるボディーなど地元の人気に合わせたモデルを発売しているという。
 
 インドの二輪市場は年間約2,000万台以上と圧倒的な規模で、成長も続く。ホンダは2020年までにインドでの生産能力を700万台に拡大する。交通渋滞が深刻化する都市部では、ギアチェンジが不要で女性も乗りやすい排気量100~150ccのスクーターが人気だ。スズキは販売好調なスクーターで上級モデルを発売した。
 
 趣味性が強い車種も徐々に増えており、ヤマハ発動機は若い男性向けのスポーツモデルを売り出し、2021年までに120万台の販売を目指す。川崎重工業も2017年に西部マハラシュトラ州に工場を設立し、中・大型二輪車の需要に応える。(Sankei-Biz等より)





 フィリピンでも二輪車の販売台数が年々増え、今後も増え続けそうだ。現に街中で多くの二輪車をみるが、運転のマナーは1人よがりで危なっかしいに見える。事故も増えているし、運転者の自制を求めたい気持ちはありますね。(笑)












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