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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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2017年の二輪車販売、16%増の132万台

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 フィリピン自動二輪開発計画参加社協会(MDPPA)は、日系メーカー4社に台湾系キムコ(光陽工業)を加えた加盟5社の2017年通年の新車販売台数(卸売りベース)が、前年比15.7%増の131万9,084台だったと発表した。統一選挙による消費拡大で初めて100万台の大台を超えた前年からさらに販売台数を伸ばした。

 メーカー別のシェアは、ホンダ・フィリピンが40.9%、ヤマハ・モーター・フィリピンが31.0%。カワサキ・フィリピンが15.0%、スズキ・フィリピンが12.2%、キムコが0.9%だった。
 
 首位のホンダは、11.3%増の53万9,793台。最も売れたのはアンダーボーン型マニュアル(MT)車「XRMシリーズ」で2%増の16万1,097台、バックボーン型MT車「TMX125α」が13%増の15万2,100台で続いた。
 
 ヤマハは、スクーターの販売が好調で、前年比36.0%増の40万8,547台だった。主力のスクーター「ミオi125」が44%増の12万8,040台、新型発売を控えた同「ミオ・スポーティー」も3%増の8万2,582台と堅調だったほか、昨年2月に投入したバックボーン型MT車「YTX」が5万406台と成長をけん引した。
 
 3位カワサキ・フィリピンは5.5%増の19万8,043台、4位スズキ・フィリピンは5.7%増の16万1,476台。5位キムコは22.5%減の1万1,225台と、加盟5社で唯一のマイナス成長だった。
 
 12月の販売台数は、前年同月比25.0%増の11万4,347台だった。単月で10万台を超えるのは10カ月連続。前年同月超えは2年6カ月連続となった。
 

 排気量別の販売台数は、51~125ccが8万8,303台で、全体の8割近くを占めた。126~250ccは2万5,773台、251cc以上は271台だった。(NNA等より)





 フィリピンは自動車だけでなく、自動二輪車の販売の伸びが良く、その大半は日本製が占めている。自動車はトヨタ・三菱・ホンダ・ニッサン等々が占めている。

 二輪車は、フィリピンだけでなく日本のホンダ・ヤマハ・カワサキ・スズキの4社が殆どを占めるぐらい競争力が強いが、今後もその傾向は続くようだ。

 ただ、渋滞の原因にもなりうるので、運転マナーは良くして欲しいものだ。












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