イオンファンタジーは海外でも、「イオンファンタジーフィリピン」、「イオンファンタジー 中国」、「イオンファンタジー マレーシア」、「イオンファンタジー タイランド」、「イオンファンタジー インドネシア」を通じて、ファミリー向けアミューズメント施設およびインドアプレイグラウンドの直営展開を進めるとともに、香港、ベトナム、カンボジアにおいて、ライセンス契約およびフランチャイズの店舗を展開している。
2016年12月は合計8店舗の直営新規出店を行い、海外事業における店舗数は12月末に合計337店舗(フランチャイズ店舗等含む)となった。また、イオンファンタジータイランドにおいて、フィンランドがモチーフのテーマプレイグラウンド「FANPEKKA」をオープンした。
イオンファンタジーはフィリピンで、2014年5月に子会社「イオンファンタジー・フィリピン」を設立した。そして、同年11月に、イオンファンタ ジーキッズーナ フィリピン1号店がマニラ首都圏ケソン市のショッピングモール「ロビンソンズ・ガレリア」内にグランドオープンした。 この出店によりイオンファンタジーのアセアン地域での店舗展開は、マレーシア、タイ、ベトナム、カンボジアに次いで5カ国目となった。
その後、フィリピンにおけるイオンファンタジーキッズーナは着実に増加している。初出店から約1年後の2015年12月には、セブ初となる13号店をオープンした。そして2016年4月には、北ダバオ州タグム市のロビンソンズプレイス・タグム店に18号店をオープンした。これはミンダナオ島第1号店でもあり、ドゥテルテ現大統領の地盤への出店となった。
12月は出店一服となったが、2016年末の店舗数は26店で、前年末の14店からほぼ倍増と順調に増加傾向を辿っている。また、マニラ首都圏を中心としたドミナント化を推進するとともに、セブ、ダバオなど首都圏以外での出店も積極化させつつある。今後も店舗網を拡充し、年間人口増加率が約2%と高く9歳以下の人口が2割(2千万人)以上というフィリピンでの子供向けアミューズメント施設需要拡大に対応していく方針である。(株式会社イオンファンタジー発表等より)
子供が多い国であるフィリピン。あちこちのモールでも子供の遊び場ができている。イオンファンタジーもそれを狙っての進出、順調にいっているようだ。