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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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東北の玄関口の仙台空港民営化

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 仙台空港(宮城県岩沼、名取市)が先月1日、全国に19ある国管理の空港として初めて民営化された。東京急行電鉄など7社でつくる新会社「仙台国際空港」(岩井卓也社長)が30年間の運営権を国から22億円で取得した。効率的な施設運営に加え、国内外の新規路線を拡張して観光客らを呼び込み、東日本大震災からの復興を進める東北地方の活性化につなげたい考えだ。
 
 民営空港は成田、関西などと合わせ六つになった。新会社は、滑走路と空港ビルを一体で管理・運営。飛行機の管制や出入国管理などは今後も国が担う。
 
 仙台空港は1964年に開港し、2014年度の乗降客数は、国内線・国際線合計で約324万人(県調べ)。震災前の2010年度の約262万人を上回っているが、近年は伸び悩む。特に国際線はピークだった2000年度の約47万人から2014年度は約17万人に落ち込んだ。営業赤字は約6億7,000万円(2014年度)に上る。
 
 民営化により、着陸料を柔軟に設定することが可能となる。新会社は格安航空会社(LCC)向けの簡易搭乗施設や飲食店を約342億円かけて整備し、国際線の誘致に取り組む。30年後の乗降客数550万人(うち国際線115万人)を目標に掲げる。
 
 地方の国管理空港は慢性的な赤字が続いており、福岡や広島、高松などの各空港も民営化を検討している。(毎日新聞等より)





 今後も地方空港の民営化が進む。便利で使い易い空港になって欲しいし、地方の活性化の起爆剤となって欲しいものだ。












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