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Channel: フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話
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羽田に国内LCC(ピーチ)

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 太田昭宏国土交通相は、羽田空港に国内の格安航空会社(LCC)の乗り入れを初めて認める考えを明らかにした。滑走路に余裕がある深夜の国際線に限る。ピーチ・アビエーションが今年夏にも、羽田―台北(台湾)線を始める方針だ。
 
 国土交通相は、閣議後会見で「首都圏の空港を最大限に活用するという観点から考える」と述べ、ピーチを含むLCCから深夜便の申請があれば認可する意向を示した。便が少ない午後11時~午前6時の滑走路を活用して国際線の便数を増やし、訪日の外国人客増につなげる狙いがあるそうだ。
 
 ピーチは夏の運航開始を目指して準備を進めており、今後は他のLCCも就航を検討するとみられる。現在、羽田は国内航空会社では全日本空輸(ANA)など6社が使っているが、LCCはない。都心に近い羽田にLCCが就航すれば利用者にとって選択肢が増え、価格競争が起きる可能性がある。
 
 羽田は昼間の離着陸回数が限界に達しているため、国交省はビジネス客が多い大手に羽田を、観光客が中心のLCCには成田空港を使わせる方針を示してきた。法律などの規定はないが、これまで羽田への就航を申請した国内LCCはなかったという。
 
 LCCにとって羽田は成田の約1.4倍と割高な着陸料も壁となっていた。国交省は昨年11月から、深夜枠をつかって新たに国際線を飛ばすと1年目は着陸料を半額に、2年目は3割引きにする制度を始めており、ピーチもこの制度を使うとみられる。
(朝日新聞等より)





 格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは国内外に拠点空港を増やす方針のようだ。現在は関西国際と那覇の2空港を拠点に16路線を就航しているが、国内では首都圏や札幌などを候補に検討している。2016年度には搭乗者数を550万~600万人と2013年度の約2倍にするのを目指している。
 
 拠点空港は社員を手厚く配置したり機材を多くとめられるようにしたりして路線網の中核になる。国内だけでなく海外の拠点空港にソウル、バンコク、ベトナムのホーチミンなど5つの空港を候補に挙げているが、フィリピンにもマニラかセブを候補に入れて欲しいものだ。
 
 ピーチは機長の不足で2014年5~10月に2,000便超を減便した。自衛隊のパイロットを民間航空会社へ転身させる国の制度を利用し、1月に数人が入社する。今冬の運航数は昨夏の減便前と同水準になるようだ。2015年夏は2014年の当初計画便数を上回る見通しともいう。2014年度の搭乗者数は2013年度の約300万人を上回る見通し。関空~仙台線なども増便し、2015年度は約420万人を見込んでいる。












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