バニラエア(所在地:千葉県成田市)は、2017年12月22日より、バニラエアウェブサイト(vanilla-air.com)から、バリューアライアンスのメンバーであるセブパシ航空(ブランド名:セブ・パシフィック航空、所在地:マニラ)及びノックスクート(所在地:バンコク)の路線網へのワンストップ予約を開始した。
このサービスは、既に同アライアンスメンバーであるスクートと2016年11月より開始をしており、今回は、スクートに加えて、セブパシ航空、ノックスクートとの乗り継ぎをワンストップで予約・購入できるようサービスを拡大したものである。今回、加わる2社ともスクートと同様にエア・ブラック・ボックス社のシステムを通じて、ワンストップでの予約・購入が可能となった。
今回、セブパシ航空、ノックスクートとの接続で、例えば、成田からセブを経由してマニラ、クラーク、イロイロなどセブパシ航空の多数の就航地へ乗り継ぎ可能となる。このサービスは、バニラエアのウェブサイトにて、フライトの予約・購入のみならず、座席指定や手荷物も購入できるバニラエアのウェブサイトならではのワンストップサービスである。新たに乗り継ぎできる都市については、バニラエアウェブサイトにて確認できる。購入可能となるのは、2017年12月21日からの搭乗分で、片道予約および発着地が同一の往復予約で、最大6区間まで旅程をご予約できる。勿論、既にバニラエアと接続しているスクートと今回接続するセブパシ航空、ノックスクートを組み合わせた旅程も予約・購入できる。
このサービスの魅力は、旅の計画がより簡単でスムーズになること。異なる航空を利用する際、今までは各社のウェブサイトで別々に予約や支払いを乗客自身で別々に行う必要があったが、このサービスを利用することにより、ワンストップで予約・購入が行えるため、気軽に旅の計画が立てられる。また、通常LCCでは保証していない航空会社間の乗り継ぎについても、航空会社事由で乗り継ぎ出来なかった場合は、予約加盟航空会社の空席のある次便に無償で振替えるとしている。(バニラエア等より)
1区間目はバニラ運航便を利用することが条件となるが、バニラ運航便と各社便の一括購入のほか、座席指定や機内食などの付帯サービスも購入できるようになるし、通常の格安航空会社(LCC)では保証していない航空会社間の乗り継ぎについて、航空会社事由で乗り継ぎできない場合は、予約した加盟航空会社に空席のある次便へ無償で振替できるので、異なる航空会社間での乗り継ぎ利便性も向上する。こういうサービスが増えるのは、旅客としては有難くなると思う。