顧客満足度(CS)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー・アジア・パシフィックは、7月31日に、シンガポールにおいて、2013年フィリピン自動車顧客サービス満足度(CSI:アフターフォローに関して)調査の結果を発表した。
この調査は、新車購入時から12~24ヶ月経過した個人所有車ユーザーを対象に、正規販売店のアフターサービス(整備・修理等)に対する顧客満足度を調べるもので、年1回の割合で実施している。13回目となる今回の調査は、2011年2月~2012年5月の新車購入者で2012年8月~2013年5月の間に正規販売店のアフターサービス(整備・修理等)受けた者を対象に実施された。調査期間は2013年2月~5月、回答者数は1,834名、調査対象は11ブランドであった。
今回のアフターサービスの総合的な満足度は、5つのキー・ファクターにおける詳細項目に対する回答者の評価を基に算出されている(1,000点が満点)。5つのキー・ファクターと評価比重は「サービスの質」(25%)、「サービス・アドバイザー」(22%)、「車の引き取り」(20%)、「入庫時対応」(19%)、「サービス施設」(14%)となっている。
2013年の総合満足度スコアの業界平均は825点(1000点が満点)で、2012年の821点からは4点、2011年の796点からは29点の改善となった。
ブランド別総合ランキング首位は、トヨタ自動車(トヨタ)の832点であった。トヨタは2012年の7位(822点)から急上昇するとともに、2010年以来3年ぶりの首位返り咲きとなった。2012年、2011年ともに首位はシボレーであり、日本車が首位となるのも3年ぶりのことである。トヨタは、特に、「サービス・アドバイザー」、「車の引き取り」において高い評価を受けた。
2013年の第2位は本田技研工業(ホンダ)で、首位と僅か1点差の831点であった。ホンダは、特に、「サービス施設」において高い評価を受けた。
以下、3位が起亜自動車(830点)、4位がシボレー(827点)、5位が現代自動車(826点)、6位がマツダ(825点)、7位が日産自動車(824点)、8位が三菱自動車(821点)、9位がフォード(820点)、10位がスズキ(808点)、11位がいすゞ(787点)と続く。
但し、この調査における点数の差は僅かであり、調査対象人数などにより順位は大きく変動しがちである。
また、この調査は販売に関するものであり、自動車の品質や性能に関する満足度調査ではない。J.D. パワーは、自動車品質に関する調査であるフィリピン自動車初期品質調査(IQS)なども実施している。この自動車初期品質調査(IQS)が品質や性能満足度に関するものであり、その発表が注目される。(J.D. パワー発表等より)
私がバコロドで今までに新車購入したメーカーは、日産、三菱、フォード、トヨタ等であるが、この順で行くとトヨタ、三菱、フォード、日産となる。バコロドの日産は評判が悪い。また、韓国車は見に行かないので判りません。皆さんはどうなんでしょうね。
自動車初期品質調査の結果も、早く見てみたいものだ。